こんにちは。 女性障害者様専門 総合「性」サービス TiME(タイム) オーナー 二ノ宮 です。
「セロトニン」をご存じですか?
近年セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ
人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質で
「レアルアドレナリン」
「ドーパミン」と並び体内で特に重要な役割を果たす
“三大神経物質”の一つです。
この「幸せホルモン」という言葉ですが
ストレス社会の現代では、以前より耳にする機会が増えたかもしれません。
数あるホルモンの中でも人の心を安定させる効果をもたらすものは
このような呼び方をされることがあります。
幸せホルモンと呼ばれるホルモンは3種類あり
オキシトシン
セロトニン
ドーパミン
ちなみにオキシトシンは女性の妊娠や出産、授乳時に分泌量が変動することから
「愛情ホルモン」とも呼ばれて注目されていました。
オキシトシンは脳の視床下部で合成され、下垂体後葉に運ばれて放出されます。
哺乳動物にとってオキシトシンは非常に重要なホルモンで
出産時には子宮を収縮させて分娩を促します。
また、産後の授乳時にもオキシトシンの分泌が増えます。
オキシトシンにも抗ストレス作用や抗うつ作用があり
例として母と子の関係を取り上げてみると、我が子を母乳で育てることにより
母親の母性行動が増えたりストレスを減らして血圧を下げたりするなど
健康的なメリットがあることが知られています。
つまり、オキシトシンの分泌は母子がスキンシップをとることで増え
双方に良い影響がもたらされます。
母親のストレスを軽減することが良い循環を生み出し
お互いに愛情と信頼のある関係の中で良好な育児ができるようになるのです。
話は戻りますが
セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れ
暴力的になったり、うつ病を発症する原因ともなります。
現代人の多くはセロトニンが不足した状態にあるといわれています。
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンという物質から合成されます。
ただ体内では生成されないため良質のたんぱく質を食事から摂る必要があります。
トリプトファンが豊富に含まれる食品は
大豆
豆製品
乳製品など
さらにトリプトファンからセロトニンを合成するときにはビタミンB6が必要となります。
ビタミンB6を豊富に含むのは
玄米
小麦胚芽
牛
豚
鶏のレバー
マグロや鰹の赤身など
たんぱく質を摂るときは植物性のものがベストです。
これらの食品の摂取不足に思い当たりはありませんか。
セロトニンを分泌するのはセロトニン神経です。
このセロトニン神経は日光を浴びることと適度な運動を行うことで活性化されます。
ただ現代人は屋内で過ごすことが多く
身体を動かすことをできるだけ避けようとする傾向があり不足しがちです。
しかもセロトニンは寝ている間はほとんど作られません
セロトニンを増やすには朝、起きたときの過ごし方が大切です。
精神的に安定を失っていると感じた場合
朝の過ごし方に問題がないかチェックしてみてください。
まず取り組みたいのは朝食を抜かさないようにすること。
セロトニン神経は、よく噛むことで活性化されます。
朝食を摂ることで朝の時間帯にセロトニンの分泌を増やすようにします。
セロトニンの分泌には日光を浴びることが欠かせません。
運動に関しては一定のリズムで行う運動がセロトニンの分泌を高めてくれます。
リラックスして朝
太陽の光に当たりながら毎日15分程度のウオーキングを楽しむといった方法が良いと言われています。
こういった身体に
特に心を安定させる効果をもたらすものはとても大切と考えています。
「幸せ」を感じれる方法はさまざまです。
それぞれに合わせた方法で
貴重な「時間」を過ごせる様に、精一杯おもてなしさせて頂きます。
お会いできることを心より楽しみにしております。
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